【ゲスト】
【ナビゲーター】
第2回 自然体で「好き」と「楽しい」を追求する
資本価値が変わろうとしている現在において、鎌倉から何を生み出すことができるのか。Zen2.0共同代表の宍戸幹央さんと三木康司さんがナビゲーターとなり武井さんの活動にかける熱い思いを伺います。
■頑張りすぎず自然体で
宍戸 武井さんを拝見していると、頑張りすぎずに自然体でいらっしゃるような印象を受けるのですが、ご自身としてはそのあたり、どのようにお考えでしょうか。一般社団法人Zen2.0代表理事 宍戸幹央さん
武井 僕は今まですごく頑張ってきたと思うんですけど、頑張れば頑張るほどうまくいかなかったんです(笑)。
宍戸 頑張れば頑張るほどうまくいかない。
武井 はい。人によって違うと思いますけど、僕は頑張れば頑張るほどうまくいかず、ゆるゆると流れに身を任せたほうがうまくいくタイプだということがわかりました。学生を卒業してから15、16年くらい経って「ああ俺はこういうタイプだったんだ」と気づいたんですよね(笑)。
三木 それは私も実感としてとてもよくわかります。Zen2.0も立ち上げ当初の2、3年は頑張りすぎて、仲間も疲れ、自分自身も心臓にちょっと負担が来てしまいました。
その後、ある程度まで力を高めたらふっと力を抜く、すると組織が生き生きとし始めて生命体のように動き始める。そういう感覚を何回か経験して、力を抜くことの重要性が少しずつわかってきました。